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続・スペインハプスブルク朝
前回の日記で、イスパニアの現王様(大航海オンラインの話)がカール5世と知りました。
その後彼の王朝はどうなったか。
壮絶な近親婚のくりかえしによって遺伝子がはげしく劣化し、5代で滅亡しちゃったのでした。
その経過と 面長+あごシャクレ+魔女鼻のハプスブルク3点セットがどうなったか見てみましょう




1代目:カルロス1世(カール5世)
キャラ属性=勇者
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前回の日記に書いたとおり 英傑であった。

イトコ
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と結婚して2代目が生まれる。




2代目:フェリペ2世(フェリペ慎重王)
キャラ属性=黒魔道士
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ハプスブルク的シャクレではあるけどいかにも狡猾そうな切れ者っぽい顔ですね

エリザベス1世のライバルであり、ヨーロッパ史きってのヒール。
イメージは、黒ずくめ・孤独・陰湿・残虐・不気味・謀略家
銀英伝でいえばロイエンタール、ネオロマで言えばクラヴィス様・・・腐女子に愛されそうなキャラです。

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と結婚して3代目が生まれる。




3代目:フェリペ3世(フェリペ怠惰王)
キャラ属性=あそびにん
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政治を側近にまるなげして遊びまくった ぼんくら。
怠惰王とか無能王とかは、あたしが勝手に命名したんじゃなくて れっきとした世界史の正式ニックネームなのである。かわいそう。。。
彼はわりと母親似かも。

イトコの子
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と結婚して4代目が生まれる。
このへんになると奥さんたちもみんな、面長・受け口・下がった鼻のハプスブルク顔ですが、それもそのはず、彼女たちの実家オーストリアハプスブルク家にも二重三重の近親婚で濃縮された同族の血が流れてるのです。要するにみんな親戚。



4代目:フェリペ4世(フェリペ無能王)
キャラ属性=あそびにん
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女と美術コレクションにうつつを抜かした ぼんくら。
長い顔 下がった鼻 受け口の極端なハプスブルク顔ですね
彼の奥さんも娘たちもみんなびっくりするほど似た顔です


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と結婚したものの、次々生まれる子は女児以外すべて亡くなってしまう。


スペイン存続の危機!いっそ王女に継がせちゃおうか・・・っと思った時 5代目が生まれた。




5代目:カルロス2世
キャラ属性=バブルスライム
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近親婚を重ねたツケがまわってとうとうこんなのが生まれてしまった。
肖像画はかなり補正・美化してあるけども
ニックネーム=呪われた子
知的障害と身体障害があり、いつもよだれを垂らし、てんかん発作や奇行があった。
王家はこの子を恥じて人前に出すときはベールで覆ったが、外国大使の目撃談は「人間でないように見えた」だそうです。


生殖能力なく、スペイン=ハプスブルク朝は断絶。
フランスに吸収合併されてしまった。
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by kilkenny-cat | 2013-06-08 03:30 | 大航海時代オンライン

【スペイン ハプスブルク朝 その1】 カール5世
今 スペイン史に夢中なんです。
なので今回も 大航海時代オンライン関連の日記。

他国民ゆえ見れなかったイスパニア王の画像の画像を探してみた。

コレ↓
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現実のカルロス1世(=カール5世)の肖像画はコレ↓
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偉大な王様だったらしい。
生涯 戦地から戦地へ駆け巡り、難しい諸問題に立ち向かった彼によって
スペインは日の沈まない超大国へとのし上がった。
肖像画の澄んだ瞳をみても 強い意志と精神性の深さが伝わってくる いい顔ですね

顎がクッキングパパな件ですが、
反対咬合(上より下の歯列が前に出てる噛み合わせ。アントニオ猪木とかココリコ田中とか)のことをヨーロッパでは ハプスブルクの顎と言います。
ハプスブルクの家系に遺伝してゆく有名な特徴なんである。
本人もちょっと気にしてたのか、おひげでカモフラージュしてます。

彼のルーツをちょっと見てみましょー。下の絵「マクシミリアン一世と家族」を見ると、
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祖父=カギ鼻 +受け口
父=カギ鼻 +受け口
本人=カギ鼻 +受け口+しゃくれ

と ハプスブルクの顎がしっかり引き継がれてる。
彼以降のスペインハプスブルクの君主たちの肖像画を見ても、 カギ鼻+下唇タラコ+顎しゃくれのハプスブルク3点セットが連綿と継承されてって面白い。


受け口すぎて 口を閉じることができずいつも開いてたので
「王様、口を閉じていただけますか? このへんのハエは無作法なんでお口に入ってしまいます」
とおつきの人にいわれたというエピソードが残ってる。
こういう失礼なエピソードも笑って済ませる人間味ある王様だったのでしょう。








カール5世メモ:

・スペイン史的にはカルロス1世だけど、欧州史的にはにはカール5世(神聖ローマ皇帝のセンパイにカール4世がいたから)。ややこしい。

・父= フィリッピ美男公 ←美男といわれて画像を探すとかなりがっかり
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母= 狂女王フアナ。 ←スペイン史の有名なヒロインで映画になったりしてる。美男の夫に冷たくされて気が狂ったことになってる
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祖母(フアナの母)=あのイザベル女王 ←グラナダ奪還してレコンキスタを終結させたり コロンブスを庇護したエライひと
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・カールの奥さん= イザベル・デ・ポルトガル
ライバル国ポルトガル王家から来た美しい王妃で、「真珠のごとき美貌」と称えられた。
慎ましく聡明で 夫の留守をささえ政治的手腕も発揮した小松姫っぽいひと。
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・王位がじゃんじゃん転がりこみ、スペイン王、ブルゴーニュ公、ローマ王、フランドル伯・・・と70の称号を持つ男。肩書きの多さは史上一位かも。

質素で無欲。出来の良い跡継ぎがいるから・・・と生前に王位を譲って引退。 なにがなんでも王位にしがみつくのが普通だった当時ヨーロッパでは、びっくりな事件であった。

・このとき 息子フェリペにスペインを譲り(→スペインハプスブルク朝)、
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フェルナンドにオーストリアを譲った(→オーストリアハプスブルク朝)。
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平和裏に分割することで継承争いを避けた英断といわれる。

(来週に続く。。。まだまだやる)
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by kilkenny-cat | 2013-05-28 20:56 | 大航海時代オンライン

セビリアは今、何年?
↑ ↑
年数に幅をもたせてる大航海時代オンラインにとってはナンセンスな問いだけど、強引に答えを出してみよう。

セビリアに住んでるNPCの生没年を調べて年齢順に並べてみた。

タベラ枢機卿 (1472-1545)
本名 Juan Pardo de Tavera
1941にトレドに慈善病院「タベラ病院」を建てる。(今は美術館になってる)
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トメ・ピレス(1480?-1540?)
・ポルトガル人の薬種商
・『東方諸国記』の著者
・インド・東南アジアで貿易し、中国で死亡
このひとがなんでセビリアにいるのか謎である

ファルネーゼ公爵(1503~1547)
本名ピエール・ルイージ・ファルネーゼ
・イタリアの名門貴族
・パルマ公国の初代君主
・ガチホモ
パルマって言っても島のほうじゃなくて、中田英寿のチームがあったイタリア本土のほう
この人もなんでセビリアにいるのか謎である。

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サンタ・クルズ侯爵(1526-1588)
・本名 アルバロ・デ・バサン
・スペインの軍人。「スペイン海軍の父」
・有名なレパントの海戦の指揮官の一人
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エル・グレコ(1541-1614)
・名前は「The ギリシャ人」の意。
・若いころはヴェネチアで修行
・1577頃からスペインに来て カルロス一世・フェリペ二世の画家として仕える
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最年長のタベラと最年少エル・グレコが共存してるのはAD1541-1545。
ファルネーゼが公爵を名乗ったのは1545。
セビリアは今、1545年あたりと思われます。


1545年 イスパニアがどんな感じだったかというと・・・
王様は スペインハプスブルク朝の始祖 カルロス1世。(=カール5世)
がんがん領土拡大中。
神聖ローマ皇帝も兼任しカトリック擁護派の旗手として、イスラム勢力やプロテスタント勢力と戦ってる最中。


タベラ枢機卿は、最晩年。もうすぐ死ぬとこ。
有力貴族として私腹を肥やしてきたけど、死を前に贖罪の気持ちからか病院建設などのチャリティー活動にはまっている。
財宝のことならこの人に聞け!

トメ・ピレスは、
故郷ポルトガルに帰りたいと恋いつつ、1524年に中国で刑死したという噂だが、
もしかしたら生き延びて故郷に帰れたのかもしれない。リスボンへの帰途の途中セビリアに寄港中なんだろうか?
それともセビリアにいるのは、故郷が恋しくてさまようトメ・ピレスの亡霊なのだろうか?

ファルネーゼ公爵は、この年パルマ公国を建立した。
いそがしいはずなのに、なんでセビリアにいるんだろう?
政敵カルロス一世を視察しにきたんだろうか?

のちに「スペイン海軍の父」と称されるサンタ・クルズ侯爵も、この年にはまだ青年将校で
前年1544、フランス海軍との海戦に従軍し勝利している。

エル・グレコはまだ4歳。 ハゲてるのに・・・
ギリシャ・クレタ島であそんでるはず。
・・・・・矛盾がでてしまったので ここでおしまいです。
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by kilkenny-cat | 2013-05-18 13:46 | 大航海時代オンライン