【スペイン ハプスブルク朝 その1】 カール5世
今 スペイン史に夢中なんです。
なので今回も 大航海時代オンライン関連の日記。

他国民ゆえ見れなかったイスパニア王の画像の画像を探してみた。

コレ↓
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現実のカルロス1世(=カール5世)の肖像画はコレ↓
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偉大な王様だったらしい。
生涯 戦地から戦地へ駆け巡り、難しい諸問題に立ち向かった彼によって
スペインは日の沈まない超大国へとのし上がった。
肖像画の澄んだ瞳をみても 強い意志と精神性の深さが伝わってくる いい顔ですね

顎がクッキングパパな件ですが、
反対咬合(上より下の歯列が前に出てる噛み合わせ。アントニオ猪木とかココリコ田中とか)のことをヨーロッパでは ハプスブルクの顎と言います。
ハプスブルクの家系に遺伝してゆく有名な特徴なんである。
本人もちょっと気にしてたのか、おひげでカモフラージュしてます。

彼のルーツをちょっと見てみましょー。下の絵「マクシミリアン一世と家族」を見ると、
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祖父=カギ鼻 +受け口
父=カギ鼻 +受け口
本人=カギ鼻 +受け口+しゃくれ

と ハプスブルクの顎がしっかり引き継がれてる。
彼以降のスペインハプスブルクの君主たちの肖像画を見ても、 カギ鼻+下唇タラコ+顎しゃくれのハプスブルク3点セットが連綿と継承されてって面白い。


受け口すぎて 口を閉じることができずいつも開いてたので
「王様、口を閉じていただけますか? このへんのハエは無作法なんでお口に入ってしまいます」
とおつきの人にいわれたというエピソードが残ってる。
こういう失礼なエピソードも笑って済ませる人間味ある王様だったのでしょう。








カール5世メモ:

・スペイン史的にはカルロス1世だけど、欧州史的にはにはカール5世(神聖ローマ皇帝のセンパイにカール4世がいたから)。ややこしい。

・父= フィリッピ美男公 ←美男といわれて画像を探すとかなりがっかり
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母= 狂女王フアナ。 ←スペイン史の有名なヒロインで映画になったりしてる。美男の夫に冷たくされて気が狂ったことになってる
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祖母(フアナの母)=あのイザベル女王 ←グラナダ奪還してレコンキスタを終結させたり コロンブスを庇護したエライひと
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・カールの奥さん= イザベル・デ・ポルトガル
ライバル国ポルトガル王家から来た美しい王妃で、「真珠のごとき美貌」と称えられた。
慎ましく聡明で 夫の留守をささえ政治的手腕も発揮した小松姫っぽいひと。
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・王位がじゃんじゃん転がりこみ、スペイン王、ブルゴーニュ公、ローマ王、フランドル伯・・・と70の称号を持つ男。肩書きの多さは史上一位かも。

質素で無欲。出来の良い跡継ぎがいるから・・・と生前に王位を譲って引退。 なにがなんでも王位にしがみつくのが普通だった当時ヨーロッパでは、びっくりな事件であった。

・このとき 息子フェリペにスペインを譲り(→スペインハプスブルク朝)、
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フェルナンドにオーストリアを譲った(→オーストリアハプスブルク朝)。
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平和裏に分割することで継承争いを避けた英断といわれる。

(来週に続く。。。まだまだやる)
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by kilkenny-cat | 2013-05-28 20:56 | 大航海時代オンライン

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