あたしは勝負事が苦手だ。 ちっちゃな頃からずっと勝ち負けのつくことはなるべく避けて通ってきて、 ネトゲでも対人とかPKとかなるべく避けて通りたい。 理由は、負けず嫌い なので負けるととっても悔しいからw さらに気ぃ遣いぃ な性格なので 勝ったらうしろめたく、負かした相手に気を遣ってしまうからw 勝っても負けても良い気分になれなくって 勝負事はイヤなのです。 って、あたしのことはどうでもいいんだけど、 「3月のライオン」の主人公桐山くんもおなじく、負けず嫌い+気ぃ遣いぃな性格だ。 だから勝負事はつらいだろうと あたしは思うのですが、 なのに、彼はプロ棋士である。 将棋はきらいだと本人も思ってるのに、諸般の事情から、中学でその道に入ってしまった。 彼が気ぃ遣う性格なのも、諸般の事情から 自分の存在自体が周りの人に迷惑かけてる、という心の傷があるからだ。 勝つたびに心をぎしぎし削り 自分に近づく人々からなるべく距離をとり、なるべく迷惑をかけないように世話にならないように まるで木の茂みに潜んで気配を消すように努めて生きる桐山くん。 そんな彼の心のドアを無遠慮にノックする人たちが、たくさん登場する。 世話好きで料理好きで巨乳のあかりさんたち三姉妹とか(たぶんファン多い 村山聖ちっくな暑苦しいライバル二階堂くんとか (あたしファンw 島田八段とか 担任の先生とか科学部の部員さんとか。。。。 この漫画は、そんな人達に心のドアをノックされ、桐山君がだんだん傷をなおしていく物語です。 将棋のことは駒の動かし方くらいしか知らないあたしですが、そういう物語なので 彼が橋をわたってゴハンを食べに行けただけでも、部活しただけでも、姉妹を守ると宣言しただけでも じわーんとお腹のへんがあったかくなれる。 ああ将棋のことをもっと知っていたら、その3倍おもしろいんだろうなあ~と残念に思います>< 最近読んだ中でいちばん好きなマンガです。
by kilkenny-cat
| 2011-03-30 17:27
|
by kilkenny-cat
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